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精力に効きそうなのに実は根拠が乏しい食材や成分

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意外と多い『実は怪しい活力成分』

「○○を食べると精が付く」

「○○の成分がアソコに効くんです!」

「昔から○○は精力剤として飲まれてきた」

などなど、オトコとしてついつい飲みたくなる成分は多数ありますよね。

ですが、よく考えるとどれも表現や効果は曖昧で、怪しさが漂います。

本当に男性の機能や能力を高めるには、男性ホルモンである「テストステロン」の分泌促進と、下半身に流れる血のめぐり促進が必要。

しかし、残念ながらこれら2つに効果的とされる成分は、かなり限られているんです。

そこで今回は、効くと思っているけど実は効果に疑問が残るサプリの成分についてご紹介します。

効果に関する科学的根拠が乏しい食材・成分6つ

はじめに言ってしまうと、今回ご紹介する成分は漢方系の伝統食材や、庶民の間で噂されイメージのついた有名食材がほとんど。

つまり、精力サプリにおいては常識を疑ってかかるのも大事なのです。

それでは、一挙に6つご紹介していきます。あなたも信じていたあの食材、実は効果がないかも?

マカ

まずは、どんな精力サプリにもほぼ確実に採用されているマカ。

栄養価の高さ・希少性・古くから現地人に食べられてきた事実などが、男性機能の改善やパワーアップに対する期待感を引き上げてくれます。

…ですが、残念ながらED改善・増大・テストステロン向上などには効果が期待できません。

実際の研究データでも、性欲向上以外の効果は科学的に認められていません。[参照]

どんなに栄養価が高くても、所詮は大根やカブと同じアブラナ科の野菜ですからね…。

逆にムラムラ感を高めたいだけなら、精力系成分としては安く手に入るため、試してみる価値はあるでしょう。

ニンニク

食べると強烈な味とにおいでインパクトのあるにんにく。

昔からよく「にんにく=精力がつく」と言われ、すっかりイメージが定着していますよね。

しかし、残念ながらにんにくに精力改善効果はなし…。

実際に医療関係者も、にんにくは健康に良いけど精力がつくとは言えないと回答しています。

ニンニクで精力が増す」というのは確かに聞いたことがあります。しかし、ニンニクを食べたからといって増すということはありません。つまりイメージにしか過ぎないといっても過言ではないでしょう。(看護師)(引用)

他の研究データを見ても、男性機能改善における効果は確認されていません。

ですので、基本的に市場に出回るにんにく系の精力サプリは、栄養補給にしかならない訳ですね。

マムシやコブラなどヘビ類

マムシやコブラなど、古くからの漢方食材を精力系のサプリに使うのは定番です。

ただし、残念ながら精力効果は期待できず。

基本的には他の動物にも含まれるアミノ酸が豊富なだけの食材だからです。

実際に、浜松第一クリニックによると、マムシの摂取でED改善や性欲改善効果は期待できないとのこと。[参照]

冷静に考えると動物の肉ですから、普段食べている肉で精力がつくのかと考えると微妙ですよね。

イメージのみで期待感が膨らんでいる食材の代表格とも言えそう。

スッポン

中国では、今から3000年前から精力食材として使われ続けているスッポン。

現代日本でも、食べるとパワーアップできる高級食材としてすっかり愛されています。

精力サプリでも、一生懸命スッポンが含まれていることをアピールする製品も多数。メインの素材として使用している商品もあるぐらいですよね。

ただし、残念ながらスッポンで精力が増強するという科学的根拠はなく、伝統医療的な位置付けとのこと。[参照]

小さい時におばあちゃんが言っていた「風邪を引いたらネギを首に巻くと治るよ」と同レベルってことですね(笑)

ただし良質なタンパク質として身体に良い食材なのは確かなので、栄養としては摂取して悪いことはありません。

牡蠣

海産物も栄養豊富な食材が多いことから、精力UPに繋がると信じる人が多いでしょう。

牡蠣は貝類の中でも特にミネラルが多く、「セックスミネラル」とも称えられる亜鉛を多く含有。

亜鉛は不足すると男性機能不全の原因やテストステロン値の低下につながるオトコに必須の成分です。

つまり、男性にとって牡蠣が強い味方になることは間違いないでしょう。

しかしですよ…。牡蠣を食べているからといってパワーアップできるかはまた別の話。

実際、アメリカの有名メディアVICEでも、栄養士が牡蠣の精力効果について言及しています。

興奮とカキの相関関係は気分によるもので、薬理作用がある可能性は低いという。(引用)

結果としては残念ですが、亜鉛については研究も豊富で効果も認められていることから、今回ご紹介する食材の中では一番まともかもしれません。

うなぎ

うなぎはヌルヌル感と棒状の見た目からエロティックで精力増強を期待してしまいますよね。

昔からうなぎは高栄養価な食材として、江戸時代から日本人に親しまれてきた食材です。

ただし、科学は残酷にも我々の夢や希望を打ち砕いてしまいます。

うなぎは栄養豊富で滋養強壮の効果はあるものの、精力増強について科学的根拠はないとのこと….

ウナギもスッポンも

栄養価が高く滋養強壮にはいいと思われますが

直接的に精力が増すかといわれると

科学的根拠はないです(引用)

こちらも他の食材と同じで栄養が豊富なので、健康に精を楽しむには食べて損はない食材と言えるでしょうね。

機能改善ではなく栄養補給サプリが9割

ここまで下半身に効きそうなイメージがあるものの、実は男性機能改善に効果のない成分についてまとめてきました。

どれも高い栄養価を持つ食材であり、体に良いのは間違いありません。しかし結局のところ科学的な根拠は乏しく効果は単なる栄養補給にとどまるでしょう。

サプリメント市場を見ても、パッケージや文章から効果がありそうなのに、実際には根拠の乏しい成分の商品ばかり…。90%のサプリは単なる栄養補給と言っても過言ではないでしょう。

もしあなたが本気で男性機能の改善精力増大を目指しているのなら、スタートラインは科学的な知見から成分を調べる事です。

現在では臨床実験のデータから学術的根拠の豊富な成分や、国に認められて特許を取得した成分が配合されているサプリも出てきました。

あなたも正しい選択で、男精力を高めましょう!

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