「ペニスを長くしたいけど、いろんな方法があって迷ってしまう」という方は多いです。
そこで本記事では、ペニスを長くする方法の中から科学的に効果が認められているものをご紹介します。
ペニスを長くする方法①長茎手術
長茎手術(長茎術)は、外科手術によってペニスを長くする方法です。
ペニスの大部分を占める陰茎海綿体という組織は、靭帯によって恥骨と結びついています。この状態で体外に露出している部分がいわゆる「平常時のペニスの長さ」というワケです。
長茎手術は、図のように靭帯を緩めることで海綿体を引き出してペニスを長くします。
長茎手術は、2~7cmの伸長が可能です。
個人差は有りますが通常で2~5センチの伸長が可能で、最大で7センチ伸長するケースも有ります。
引用:長茎術-新宿形成外科
長ければ長いほど良いワケではないので、しっかりクリニックの医師と話し合ってください。
また引用元の新宿形成外科では、長茎手術のオプションとして亀頭部にコラーゲン注入をしてくれます。
海綿体を引き出し、亀頭部を大きくすることで仮性包茎の改善も期待できますよ。
長茎手術の種類
長茎手術には、靭帯を「切る長茎手術」と「切らない長茎手術」があります。
「切らない長茎手術」は靭帯を伸ばした状態で、糸で固定する方法。
手軽ですが、突っ張った感覚が残ることがあります。また糸が切れたり体型が変化したりすることで、長さがもとに戻る危険性も。
一方で「切る長茎手術」は確実に効果が現れ、持続します。
切るといっても気構える必要はありません。
日帰りで手術を受けられ、当日にシャワーを浴びることも可能です。
なおペニス本体に手を加えないので、勃起力や性行為に悪影響など後遺症が残ることはありませんよ。
長茎手術のデメリット
長茎手術にはデメリットが3つあります。
手術費用やペニスを長くすることで生じる悪影響を紹介します。
ペニスを長くするデメリット①費用が高い
長茎手術は、「切る」「切らない」で倍くらい手術費に違いがあります。
- 「切る」手術:30~40万前後
- 「切らない」手術:15万前後
と言ってもどちらにせよ、費用が高額なことは確か。
「切らない」は、効果が永久に続かない可能性が高いので費用対効果はかなり低いです。
一方の「切る」手術でも、効果は永久とはいえ40万近い金額は気軽には払えませんね。
ペニスを長くするデメリット②手術痕が目立つ
長茎手術の手術痕は、基本的には陰毛で隠すことができます。
しかし毛量が少なかったり、パイパンを好む男性は要注意。
靭帯を「切る」「切らない」に関わらず、人体にはメスを入れることに変わりありません。
場合によっては、手術痕が目立つことがあるワケです。
女性に手術痕を見られるのは恥ずかしいですよね。
ペニスを長くするデメリット③長くなった分、細く見える
長茎手術は、ペニスの太さは変えずに長さだけを引き延ばす方法です。
そのためペニスが長くなった分、細長く見えてしまう可能性があります。
もちろん実際に細くなっているワケではないですが、見栄えが悪く感じるかもしれません。
バランスを整えるために、コラーゲン注入のオプションを選択する人が多いです。
ですがその分、さらにお金はかかります。
錯覚だと割り切れればいいですが、見栄えが悪く感じるペニスを女性がどう思うかは少し不安がありますね。
ペニスを長くする方法②脂肪注入手術
脂肪注入手術は、下腹部の余計な脂肪を吸引し、それを陰茎に注入する手術です。
この手術は、長さアップだけでなく太さ向上も期待できます。
長く・太くすることで、バランスのいい仕上がりが期待できるワケですね。
そんな脂肪注入手術には、海外の文献で約2.5cmペニスを長くできる効果が期待できるという記述がされています。
fat augmentation might increase penis length by about 2.5 cm
(日本語訳:脂肪注入でペニスは約2.5cm増大する可能性があります。)
引用:Injectable Fillers in Aesthetic Medicine
国内外問わず施術されている手術法であることが分かりますね。
そんな脂肪注入手術の具体的な手順を紹介します。
脂肪注入手術の手順
脂肪注入手術の手順は以下の通り。
- 下腹部を4mmほど切開する
- 注射器で余分な脂肪を吸引する
- 脂肪を洗浄して別の注射器に充填する
- ペニスに注入する
手順は至ってシンプルです。
脂肪注入手術と似たものでシリコンやヒアルロン酸を注入する手術もありますが、これらに比べて副作用などの心配が少ないというメリットも。
脂肪注入は、ご自身の脂肪を使用しますので、アレルギー反応は絶対起こることがありません。ですので、100%安全です。
引用:脂肪注入による陰茎増大術-船橋中央クリニック
お腹周りの脂肪が気になる人・安心安全にペニスを長くしたいという人は、脂肪注入手術を検討してみてもいいんじゃないでしょうか。
脂肪注入手術のデメリット
そんな脂肪注入手術には3つのデメリットがあります。
かかる費用や効果の持続期間について、詳しく紹介します。
ペニスを長くするデメリット①費用が高い
脂肪注入手術の費用は長茎手術よりも高く、50万円ほどです。
一方でシリコンやヒアルロン酸を注入する手術は、だいたい10万程度に抑えられます。
しかしアレルギー反応が起こるリスクがあったりと、胸を張ってオススメできるものではないんですよね。
どの素材をペニスに注入するにしても、高額費用か副作用等のリスクか、どちらかのデメリットが考えられます。
ペニスを長くするデメリット②60%〜70%の脂肪は定着しない
注入した脂肪のうち、永久的に残るのは30〜40%です。
ヒアルロン酸と違い、脂肪注入した30~40%が永久的に残ります
引用:脂肪注入による陰茎増大術-船橋中央クリニック
逆にいえば60%〜70%は定着せずに、消えてしまいます。
つまり脂肪注入手術は、持続性がないということ。
手術直後ペニスが3cm長くなっても、時間が経つにつれて縮み最終的には「9~12mm」程度しか効果は得られません。
費用対効果がかなり悪いのは、大きなデメリットと言えるでしょう。
ペニスを長くするデメリット③見た目が悪くなる
脂肪注入手術は、ペニスを長く・太くするのでバランスがいいイチモツが手に入る…ワケではないんです。
海外の書籍では脂肪注射はペニスの形がゴツゴツしたり、崩れたりする可能性があるため、推奨しないと記載されています。
fat injections are not recommended as they can make penis lumpy and deformed
(日本語訳:ゴツゴツしたり、形が崩れる可能性があるため、脂肪注入は推奨しません。)
引用:Patient Pictures: Erectile Dysfunction
と言っても、日本の脂肪注入手術においては最大限ペニスが変形しないように注意は施されます。
しかし100%ペニスの見た目が悪くならない…と言えないのは、デメリットと言えるでしょう。
ペニスを長くする方法③ペニス牽引器具
最後に「ペニス牽引器具」を使用して、ペニスを長くする方法を紹介します。
増大器具と言われる製品の中には、効果が期待できない粗悪品が多くあります。
しかしペニス牽引器具だけは、長茎効果が期待できると言われているんですよね。
器具を使う方法としては、けん引により伸長させる方法が最も効果的なことが分かった。実験対象者は計109人で、平均で1.8センチ伸びたという研究と、平常時で2.3センチ、勃起時で1.7センチ伸びたという研究があった。
引用:ペニス伸張法「一部は効果的」、伊論文
平均でペニスが1.8cm伸びたというデータがあるんです。
長茎手術や脂肪注入手術ほどの確実な効果を得ることはできません。
しかし器具は1~2万円で購入できるため、お金がかからないという点では費用対効果が高いと言えるでしょう。
ペニス牽引器具の手順
ペニス牽引器具の使い方はとっても簡単。
平常時のペニスに器具を装着するだけ。
引っ張るように圧力が加わり、自動的にペニスを引き延ばしてくれるワケです。
注意点としては、勃起状態で器具を付けないということ。ペニスの血管を傷つけてしまう恐れがあるので必ず平常時に装着しましょう。
ペニス牽引器具のデメリット
ペニス牽引器具にもデメリットがあります。
効果が期待できるまでの時間や持続性について紹介します。
ペニスを長くするデメリット①1日の装着時間が長い
ペニス牽引器具は、だいたい1日4~9時間装着し続けないといけません。それを毎日3~6カ月継続すると、効果が期待できるワケ。
ハッキリ言って、社会人がこれだけの時間ペニス牽引器具を装着しているのは難しいでしょう。
寝ている間に付ける人がたまにいますが注意が必要。器具がズレてペニスを傷つけてしまう恐れがあります。
学生だったら夏休み、社会人だったら長期休暇を使ってしかペニス牽引器具の効果を最大限発揮できないのは、大きなデメリットと言えますね。
ペニスを長くするデメリット②後戻りする可能性がある
使用をやめると徐々にペニスの長さが元に戻ってしまう可能性があります。
ペニス牽引器具でペニスが長くなったとする研究でも、使用をやめた後のペニスの長さについては言及されていません。
要するに、持続性に関するデータがどこにもないんですよね。
そのため使用をやめた後も、長茎効果が持続する保証ができないのが実情なワケです。
リスクを加味した上で、牽引器具の使用を検討しましょう。
ペニスを長くする方法まとめ
今回はペニスを長くする方法を紹介してきました。
どの方法も確かに長茎効果が期待できます。
しかし多かれ少なかれ、必ずデメリットがあるんですよね。
リスクを背負ってまでペニスを長くする必要があるかは、しっかり考えた方がいいかもしれません。
熟考した上で、今回ご紹介した長茎方法の中からあなたに合ったものを選んでください。